見出し画像

【安達東校舎】自己肯定感を高めよう

 安達東校舎では、前期の期末考査も終わり、いよいよ10月1日から後期課程がスタートします。
 就職試験の結果も届き始め、高校卒業後の進路もだんだん決定してくるこの時期、社会で生き抜くために必要な「自己肯定感」を高めるためには、どうすればよいのでしょう?
 安達東校舎のスクールカウンセラーだよりをご紹介します。
 参考にしてみてくださいね。

自己肯定感とは?

良いところも悪いところも含めて自分を好きになる感覚」「ありのままの自分を認められる感覚」のこと。
 人は、自分自身を受け入れることで、自分を信じることができ、前向きになれます。
 「褒められると自己肯定感が高くなる」といいますが、褒められていれば自己肯定感が高くなるわけではありません。
 褒められてばかりいると、自分が大きくなりすぎて現実とのギャップで悩んでしまうことになります。褒める内容や褒め方が大事なのです。
 時には叱られる(正しいことを教えてもらう)ことが必要な時もあります。

私ってどんな人だろう?

自分自身を受け入れるためには?

○上手くいかないことがあった時に自分と向き合い、改善点を考える。

  1. 「悔しい」と素直に悔しがる

  2. 「次のときはどうすればいいかな」と考える

  3. 「今度は今より上手くいく」と励ます

○次回もうまくいかなかったとしてもよかった部分はあるはず。探し出す。

  1. 「前より〇〇は良かったな」と認める

  2. 「次はもっと良くなる」「楽しみだなぁ」と次の機会をワクワクして待つ日々、繰り返すことで、「次は今より上手くいくかも」と未来の自分に期待できるようになり、「できないことがあっても大丈夫」「そのうちできるようになる」と自分を受け入れ、好きになっていきます。

自分も、ひまわりも、大きく育てる!

更に自己肯定感を高めるには?

ポジティブな言葉を自分自身に投げかける
 「いい人ね」「意外とやるな」「素晴らしい!」などなど
短所を長所に置き換える
 
例:心配性→慎重 消極的→ひかえめ
○他者の好意を受け取る
 他者にしてもらったことを認識する
○ネガティブな人から距離を置く
 ポジティブな人に近づく
○視野を広げる
 様々な人の話を聞く、様々な体験をする

すてきな花を咲かせよう

 生徒の自己表現できる場を設けて、自己肯定感を育む教育活動を授業や様々な活動の場面で展開していきます。