見出し画像

【安達東校舎】3年間の学びの集大成

 1月21日(火)光南高校で実施された、第24回福島県総合学科高等学校生徒研究発表会に参加しました。
 代表生徒は、12月に実施した「総合的な探究の時間」発表会で選ばれた生徒たちです。

午前中は展示部門の発表です。

展示部門「字を綺麗にする」
発表者は残念ながら体調不良で欠席
展示部門「二本松実業高等学校をイメージしたキャラクターデザインの探究」

 展示部門は、以上の作品が安達東校舎の代表として参加しました。光南高校の2年生や、審査員の先生方の前での発表に緊張しているようでしたが、堂々と発表する姿が頼もしかったです。

自分たちが考えたキャラクターについて説明します
展示発表の間に口頭部門発表者は、リハーサルを行っていました
きちんと伝えることができるか、緊張しながら練習を進めます

午後になりいよいよ口頭発表部門がスタートしました。

 どの学校の発表も素晴らしく、3年間の学びの成果がうかがえました。
 安達東校舎の発表者もリハーサルの成果もあって緊張した素振りもなく堂々と発表をしてくれました。

本番での堂々とした発表姿
サブスクリーンには
発表者とスライドの様子が映ります

 担当教員は、口頭発表中会場が物音一つないほどの静寂に包まれているのようだったと話していました。この発表への注目度の高さを感じました。
 福島大学教育推進機構の前田直哉准教授の講評では、「『運動部と月経』というテーマは、部活動だけでなく今の日本の男性中心の社会が女性にとって本当に公平な世の中なのかを考えさせるきっかけとなるよいテーマだ」と言葉をいただきました。
 残念ながら、どの発表も上位入賞はできませんでしたが、3年間の探究的な学びの成果を十分に発揮した素晴らしい発表でした。

参加した生徒の感想

展示発表部門
「1年間探究した成果が発表できて良かったです。見に来ていただいた校長先生たちから、『このキャラクターを採用してもらえたらいいね』と声をかけていただき嬉しかったです。県大会には昨年も参加しましたが、今年は展示部門がそれぞれの会場に別れていたので、他の学校の発表があまり見られなかったのが少し残念でしたが、どの学校の発表も素晴らしく勉強になりました。」
「代表に決まってから、自分たちの発表をもう一度練り直したり、キャラクターをさらに完成させたりして、充実した発表内容をつくることができました。発表の1回目にオンライン中継のカメラが来てとても緊張しましたが、見ていただいた先生たちに『いいね』と言っていただいて、とてもうれしかったです。」
口頭発表部門
「初めての県大会でとても緊張しましたが、1年間自分が探究してきたことを県内の総合学科の生徒さんの前で発表できたことはとても良い経験になりました。これを機に、月経だけでなく自分の身体や他者の身体のことをしっかり考えて、みんなが過ごしやすい社会になるといいなと思います。卒業後就職しますが、探究することの大切さを忘れずに社会人として頑張りたいです。」

 総合学科として、今年度の県大会最後の参加となります。
 安達東校舎の学びの集大成を県内の総合学科の高校へ伝えることができたと感じています。

 残りあとわずかですが、学習成果物の展示を通じて、本校ならではの特色ある学習活動を発信してまいります。
 応援よろしくお願いします!