１１月１１日（月）安達東校舎の農業コース畜産専攻班が、福島県庁にてはちみつの販売を行ってきました。

今回販売したはちみつは、
　『Bee Happy!～養蜂から広がるふくしまの未来～』プロジェクト
の一環で生産されたものです。

　安達東校舎では、旧安達東高校から養蜂を継続して11年目を迎えます。
　しかし、学校の統合により今年度をもって長年続いてきた養蜂の活動に幕を下ろします。このプロジェクトでは、安達東校舎が継承してきた養蜂技術やはちみつ生産に関ってきた生徒たちの思いを福島県内の農業系高校へ引き継いでもらうべく、今年の４月からスタートしました。

　協力してくれた高校は、福島明成高校、修明高校、南会津高校、会津農林高校の４校です。
　福島明成高校では、本校の生徒が先生役で合同実習を行い、７～１０月に４回のはちみつを採取することができました。

　南会津高校では、巣箱を貸出し採蜜してもらい、養蜂の実習を体験してもらいました。

　修明高校、会津農林高校では、圃場内に巣箱を設置させてもらい、修明高校では秋の百花蜜、会津農林高校ではそば蜜を採蜜することができました。

　そして、４校の協力によってできたはちみつ「あいさつ坂」を県庁へ販売してきました。販売では、南会津高校のみなさんにも協力いただき、はちみつ４２０本すべて完売するほど大盛況で終えることができました！

　また、今回一緒に販売を行ったジャムプロジェクトのみなさんと教育長に表敬訪問し、プロジェクトの内容を説明してきました。

　今回のはちみつ販売をもって、安達東校舎のはちみつ販売は終了となります。長い間、安達東校舎のはちみつをご愛顧いただき、ありがとうございました。
　これまで安達東校舎で受け継いできた養蜂技術や生徒たちの思いは、福島県内の高校へと引き継がれます。また、どこかで安達東校舎の「あいさつ坂」の魂を受け継いだ、はちみつが誕生するはずです。そして、そのはちみつを手にした際に、安達東校舎のことも思い出してもらえると嬉しいです。

　引き続き、学習成果物の出品を通じて、本校ならではの特色ある実習内容を発信してまいります。
　応援よろしくお願いします！