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【安達東校舎】わかる授業を考えよう!

 先生方の研修の一環として、英語科の授業を参観しました。
【内容は?】
 「The Bitter Truth behind Chocolate」の導入。
 みんな大好き甘いチョコレートの甘くない真実とは何か?
 チョコレートの生産国、消費国をヒントに考える授業を行いました。

【どのように展開?】
 チョコレートは好き? 週にどのくらい食べる?をペアでやりとり。
 その後、チョコレートの生産国は? どの国、地域が一番消費しているかを予想し、その背景について自分たちの考えをまとめながらチョコレートの甘くない真実とは何かを読み進めていきます。

ペアでインタビュー
「Do you like chocolate?」「How Often do you eat chocolate?」

 ウォーミングアップの会話練習が終了後、いよいよチョコレートの抱える甘くない真実を考えていきます。
 「チョコレートの生産量が多い地域、国はどこだろう?」
 「チョコレートの消費量が多い地域、国はどこだろう?」
 生徒たちはタブレットを用いて自分の考えを答えていきます。

フォームを用いて投票します
投票結果
どれに投票したのかが一目瞭然です

 生徒たちの予想では、アメリカが一番の消費国でしたが、結果はヨーロッパが一番消費量が多い。
 一方、生産量が一番多いアフリカの消費量はその10分の1ほど。
 その理由をグループで話し合いしながら、まとめていきます。

地図を確認しながら意見をまとめます
「ヨーロッパが消費量が多いのは、生産国に近いからじゃない?」
それぞれのグループで意見をまとめ、全体で共有します

 生徒たちの意見を確認し、いよいよ本文を読んでいきます。
 本文を読み、カカオ農家の問題点は何かを本文から抜き出していきました。

この部分かな?
見つけた部分を書き抜きます。

 生徒が積極的に参加し、話し合い活動などが盛り上がった結果、本日の授業は残念ながら時間切れとなってしまいました。
 本文を読んでの感想を英語でまとめ、発表する活動は次回に実施することとなりました。

【授業を振り返って】
 ICT機器を様々な形で活用し、生徒が主体的に取り組みやすい仕掛けがたくさんある授業でした。1人1人が授業にしっかりと参加している姿が見られ、ただ教科書を読んで内容を理解するだけの授業ではなく、自分たちの身の回りの出来事から考えたり、他教科で学んだことを応用したりする授業の展開の仕方など参考になる部分がたくさんありました。

 農業科・英語科の授業参観を通して、アクティブ・ラーニングの視点から授業改善のヒントを得ることができました。ありがとうございます。
 今後もわかる授業ときめ細かな指導で生徒の学力向上につながる活動を実施してまいります。