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【安達東校舎】心に寄り添い18年

 安達東高校時代から長年お世話になったカウンセラーの湊 園実先生が、本日(2025年1月31日)最後の勤務日となりました。
 生徒たちは毎年、湊先生に面談していただき、日々成長してきました。

最後のお話

 卒業する3年生に、「体調管理に気をつけて。体が元気だと心も元気になる」「社会に出ても気軽に相談してください。相談することで気持ちが楽になる」とお話いただきました。

湊先生、3年間お世話になりました

 安達東校舎最後のスクールカウンセラーだよりを紹介します。
今回の特集は「気持ちを安定させる」方法です。

2025.1発行 スクールカウンセラーだより

〈気持ちを安定させる〉

○他人を変えようとしない

人が変わるのは「変わりたい」と思ったとき。他人の言動では変わらない。

○気の合う人を優先するのはOK

人は付き合う人によって、穏やかにも嫌な気持ちにもなる。自らの子ことが穏やかになる人と付き合うことで、相手の心を癒すこともできる。

○みんな自分が大好き

人が自分を優先するのは当然のこと。自分の気持ちも他人の気持ちも押さえつけずに受け入れる。

○幸せはつながりから

コミュニケーションが繰り返されるとつながりになり、Win-Winの関係になる。

○言葉は自分に戻ってくる

自分自身が欲しい言葉を相手にも積極的に使う。良い言葉は自分に返ってくる。

○何もないことの豊かさを知る

何の刺激もない空間こそ豊かさがある場所。何もないことに幸せを感じられる心を養う。

○聞き流す力をつける

同じことをしていても、ほめる人もいれば、けなす人もいる。他人の言葉を聞くことは大切だが、振り回されないようにする。

○怒りを怒りで返さない

怒っているときに怒り返さない。意見があるときには、落ち着いてから静かに話す。

自分の力や能力を発揮するためには、平常心が大切です。余計なことに気持ちを揺さぶられず、物事に取り組む環境を作るヒントにしてください。

生徒の心に長年寄り添い支えていただきありがとうございました。
また、生徒だけでなく、教職員にも教育相談の研修を実施していただきありがとうございました。

残り少ない日々、心と体の健康を考え自己管理できる生徒の育成に努めてまいります。