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【安達東】課題研究 新商品開発にむけて(デザートピザの試作)

 卵とハチミツを使った新商品開発の課題研究に関する記事も3回目を迎えました。これまで、二本松市役所岩代支所集落支援員の方々や古米飼料を使った養鶏農家を営むドーカティ夫妻の助言をいただきながら、研究を行ってきました。

 助言いただいたことからどんな商品が良いか何度も考え、話し合いを重ねて、1つ試作品を調理してみました。

〇地元『道の駅 さくらの郷』の名物から・・・ 
 二本松市岩代地区には、農家直売所から始まった『道の駅 さくらの郷』があり、休日にはたくさんの観光客が訪れます。新鮮な野菜や果物、お餅やおにぎり、そばなどが販売されていますが、土日祝限定でピザ窯が開かれ、焼き立てのピザは道の駅さくらの郷の名物です。
 この名物のピザから、本校の卵とハチミツを使ったピザを開発してみてはどうかと考え、試作第1弾は、甘い”デザートピザ”としました。

〇地域の特産品をピザに・・・ 
 具材は、本校の古米たまごを使用したカスタードクリーム、二本松市特産のリンゴ、岩代地域で生産されているサツマイモ、そして本校の特産品、秋に採蜜したハチミツを利用しました。また、生徒たちから「食品製造の実習でピザ生地作ったことあるから、生地は任せて!」と言われ、ピザ生地から自分たちの手で作成することにしました。(担当教員はちょっと心配…)

※生徒が自信満々なピザづくりの実習はこちらから↓↓↓
https://nihonmatsubh-hs.note.jp/n/nfd96f114bf78?sub_rt=share_pw

自信の笑みを浮かべながらピザ生地作り
せっせとピザ生地を伸ばす(かなり薄く伸ばしています)
具材のリンゴの下準備(リンゴは農家さんから頂いたくずリンゴを使用)

〇デザートピザ完成!!
 生徒たちのピザ生地作りの手際の良さに驚きました。(頼もしい生徒たち)あっという間に生地を作り、発酵させ、伸ばし具材をトッピングしました。

カスタードクリーム、リンゴ、サツマイモ、チーズをトッピング。
(トッピングはセンスが問われます…)
具材の組み合わせを変えて4種類のピザを作成
左上:サツマイモ+カスタード+チーズ+ハチミツ
右上:リンゴとサツマイモのハチミツ煮+カスタード+チーズ
左下:サツマイモ+リンゴ+カスタード+チーズ+ハチミツ
右下:リンゴ+カスタード+チーズ+ハチミツ

 形は様々ですが、焼き上がりは上出来です。
 できあがったピザは、先生方にも試食してもらいました。

〇デザートピザの試食会
職員室で試食会を行いました。
「甘いピザかぁ・・・」とはじめは疑いの目で見ていた先生方。
食べ始めると、「おいしい!」との声をいただくことができました。

具材の違いについて説明をする3年生
女性目線で甘いピザを評価してもらいました。

 4種類食べ比べてもらい、全体の味、見た目についてアンケートを行い、たくさんの意見をいただきました。
 「リンゴとハチミツの組み合わせがおいしい」
 「カスタードの味があまりしない・・・」
 「もう少し塩気がほしい。インパクトが足りない。」
 「ハチミツはあとがけの方がおいしい」
 「具材の大きさを変えてみては?」

 この意見を参考に、今回のブラッシュアップを行っていき試作第2弾に繋げていきたいと思います。そして、道の駅さくらの郷へ商品企画の提案を目指します!

次回も生徒たちの活動をお楽しみに!!!(農業科教諭 村上愛実)