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【安達東校舎】地域の産業をまなぶ

 二本松市は、肥沃な土地と豊かな水源に恵まれ、米を中心に、野菜、果樹、畜産など多彩な農業が営まれています。
 また、酒造、菓子、木工家具などの伝統的な地場産業に加え、最新技術を駆使した製品を生み出す企業も集積しています。
 さらに、安達太良山や岳温泉などの豊かな自然、二本松の提灯祭りや二本松の菊人形などの歴史・文化資源を活かした観光業も盛んです。
 二本松市では、古くから受け継がれてきた伝統技術と、新しい技術やアイデアを組み合わせた産業が発展しており、伝統と革新が融合した魅力的な地域となっています。

 あまり知られていませんが、伝統と革新が融合した産業の一つに花火産業があります。
 卒業後、生徒たちが地元に戻ってきた際の就職の選択肢の一つとして知ってもらうため、1月16日(木)に二本松市下川崎にある (有)川崎火工服部煙火店 代表取締役 服部政和 様をお招きし、花火産業文化について講演をいただきました。
 川崎火工服部煙火店は、創業1897年(明治30年)以来、花火を通じてお客様に感動を提供することを使命とし、地域と共に歩んでいる企業です。

 今回の講演では、花火産業の特色、製造工程、打上花火の打ち上げ方と仕組み、花火大会の現状などについてお話いただき、生徒たちの興味・関心を深めることができました。

花火の模型を触らせてもらいながら貴重なお話を聴きました

 なお、閉校舎式の最後に花火を打ち上げていただく予定です。
 夜空を彩る美しい花火がどのように作られ、打ち上げられているのかを学んだ生徒たち。閉校舎式では安達東校舎最後の思い出の1ページを飾れるよう、花火を見上げたいです。