１０月１日「福祉用具の日」にちなみ、３日、総合学科福祉コースで学ぶ２年次生３名が男女共生センター福祉機器展示室を訪れました。ふくしま医療機器開発支援センター　事業企画推進部　事業推進グループ　土田絢子氏から介護支援ロボットの紹介を受け、生徒はロボットスーツなどを装着してその効果を体感するとともに、実用性について考えました。

　生活支援技術の授業で特別非常勤講師　鈴木哲也氏（一般社団法人ちろる）から介護技術を学ぶ中で、介護者の身体への負担や介護者の高齢化についても知りました。センターではテクノロジーを活用した介護ロボットの数々を見学し、介護者の負担軽減の方策と要介護者の自立支援や介護の在り方について考える機会となりました。

　二本松実業高校は、今年度二本松工業高校と安達東高校が統合した学校で、学科間連携による学習活動を推進しています。工業の専門知識や技術と福祉や介護の分野の協働的な学びにより、人々の生活向上に役立つ学習に取り組んでいます。